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富山平野を守っている立山砂防

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中学3年生の理科では、地域の災害について学びます。

富山平野の大半は、昔は氾濫原でした。上流からやってくる川による土石流が押し寄せていたのです。

土石流については、次の動画を見てもらうことが多いです。

江戸時代、安政5年、マグニチュード7.1の大地震が富山県を襲いました。
このとき山崩れによって川の水がせきとめられました。水が十分にたまった後に土石流となって常願寺川を下り、一気に富山平野を襲ったのです。
そのときの被害地図によると、安政5年4月26日に、富山市の多くの地域(山室、新庄、藤の木、東部、校下など)が泥水にのまれています。
このときの溺死者は140人、負傷者は8,945人

風化、崩壊を繰り返す山の土砂をいかにコントロールして、富山平野の住民を守るか、昔も今も砂防工事に取り組んでいる人たちがいます。感謝しましょう。

授業では、富山県のホームページの次の動画を視聴しています。とてもわかりやすい動画です。

自分が住んでいる市町村のハザードマップは見ておきましょう。

舟橋村・立山町のハザードマップはこちら

常願寺川右岸の立山町利田から北北東に伸びる緑のエリアに、江戸時代に土石流が流れました。

富山市のハザードマップはこちら

参考記事 ↓

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